こんにちは!アメリカ屋ジェネラルガーデン店の松ちゃんこと松本拓次です。
連載物としてスタート致しましたこちらのインタビュー企画も今回で第3回目となりました。
お蔭さまで毎回多くの反響をいただいておりますが、やはり作り手側の生の声を聞ける上、教えていただける先生が重鎮 岡本博氏ともあれば皆様の注目度が高いことも納得できます。
それでは今回も参りましょう!盛夏シーズンに差し掛かった今回のピックアップ商品はこちらです。
“Miss.D-DAY”
¥8,580(with tax)
“WILD CHILDREN”
¥8,580(with tax)
“BEAR & CHOPPER 1969”
¥8,580(with tax)
“FLAG OF DANCING BEAR”
¥8,580(with tax)
カタログ未掲載の裏メニュー、こちらの商品を中心にお話を伺ってまいります!
松ちゃん:
岡本先生、こんにちは!今回もよろしくお願い致します。
岡本先生:
おー、松ちゃん!過去2回はだいぶ緊張していた感じだったけど今日は良い笑顔だね。
少しは慣れてきたみたいだね。
松ちゃん:
はい。今回はかなり予習をしてきました。ですが偉大な岡本先生を目の前にするとまだまだ緊張してしまいます。
岡本先生:
よし。それじゃーいつものように写真撮影からだ。
松ちゃん:
今回の期中Tシャツも大変魅力的な品揃えですが、中でも注目はピンナップガールズシリーズです。両モデル共に以前A-2のバックペイントに採用されたグラフィックですね。
岡本先生:
そうだね。まず「Miss. D-DAY」は2016年のA-2のバックペイントで人気だったワシが描き下ろした絵だよ。
松ちゃんはD-DAYって何か知ってる?
松ちゃん:
ノルマンディー上陸作戦の事かと。
岡本先生:
うん、半分正解ってとこかな。D-DAYは米軍用語で「作戦開始日時」を意味するんだ。特に戦略上重要な作戦の時に使われ、その最も有名な作戦があのノルマンディー上陸作戦だね。今回は第8航空軍、爆撃飛行隊所属のデヴィッド・シュワルツ軍曹をモチーフとして作画したから、爆弾にまたがるセクシーなピンナップガールのデザインにしたんだ。
松ちゃん:
なるほどー、描き下ろしのグラフィックとの事ですが、作画にあたっての期間はどのくらいかかるものなのですか?
岡本先生:
これはそんなにかからなかったねー。2週間くらいかな。
松ちゃん:
えっ!これだけ緻密なものをたった2週間で?
岡本先生:
そんなもんだよ。感覚で描いちゃうからね。
松ちゃん:
さすが先生ならではですね。
次に「WILD CHILDREN」ですが、こちらは、2020年のA-2で採用されたグラフィックで当店でも大変ご好評をいただきました。
岡本先生:
これは元ネタありきの復刻的なニュアンスが強いグラフィックだね。
ピンナップガールの、いやウォーアート全体における名作と評される有名な絵なんだ。
因みにワシはリアルマッコイ時代に取材して、このグラフィックが入った本物のウォルツのA-2に出会ったことがあるんだよ。懐かしい思い出だね。
松ちゃん:
両モデル共に第8空軍がモチーフですから、背面のプリントは共通デザインなんですね。
岡本先生:
そう。第二次大戦ではいろんな部隊が活躍したけど、ワシにとっては第8空軍が一番のあこがれの対象で、カッコいい部隊の代表格なんだ。
実は次の秋冬にトイズ・マッコイ25周年記念モデルとして、第8空軍にちなんだカッコいい商品を用意しているんだ。
松ちゃんも楽しみにしていてね。
松ちゃん:
おー、アツい情報ありがとうございます。楽しみにしています。
続いて前回のインタビューテーマでもあった「カウンターカルチャーコレクション」のグレイトフル・デッドシリーズからの新作に関してですが、この「BEAR&CHOPPER」って、あれですよね!あの映画の。
岡本先生:
そうだよ。映画「easy rider」だね。この映画の公開が1969年。実はかの有名なロックフェス・ウッドストックにグレイトフル・デッドが出演したのも1969年ということでパロディーぽく掛け合わせたデザインなんだ。
当時のロードサイドで勝手に売られていたお土産Tシャツみたいなイメージでカッコいいでしょ。
松ちゃん:
凄くカッコいいです!
因みに以前弊社の高橋が伺った際に岡本先生のキャプテン・アメリカ号を拝見させていただいたようなのですが。
岡本先生:
あーあれね。
実は熱意ある知人に譲ってあげたから今は無いんだよ。
世界に数台しか無いレアなバイクだったんだけどね。その知人は今でもうちのお店の方に乗って遊びに来てくれるからワシも嬉しいんだよ。
松ちゃん:
そうでしたかー。実は直に見る事を楽しみにしていたのですが・・・。
ところで話は大きく変わりますが、岡本先生が最近ハマっている趣味があると伺いましたが。
岡本先生:
松ちゃん、よく聞いてくれた。実はいまサバイバルゲームにはまっているんだよ。
松ちゃん:
サバゲーですか!だから今日はそのようなファッションなんですね。
岡本先生:
そうなんだよー、是非松ちゃんに紹介したくてね。
ゲーム中の装備も拘りたくてね。いつもこんな感じで楽しんでいるよ。
松ちゃん:
おー!!本格的ですね。
岡本先生:
これは現行のUSMC海兵隊のスタイルなんだ。一応銃も拘ってみたよ。このM16自動小銃はガスブローバック式で、撃った時の手ごたえがそれなりにあるよ。それ以外に電動式のM4や腰に付けているのはベレッタ。
松ちゃん:
凄い装備ですね!こういうのを見ると童心に帰ってしまいます。
岡本先生:
このスコープは実際の物を揃えてみたよ。試しに覗いてみる?
松ちゃん:
いいんですか。
わー、かなりの重量があるんですね。おー、こんなにハッキリ見えるんですね。
それにしてもこの銃といい装備といいかなりの重さですよね。これらを身に着けて走るんですよねー
岡本先生:
もちろん走るよ。そうしないと撃たれちゃうからね。
試しに撃ってみる?弾は抜いてあるから大丈夫。その代り弾が入っていなくても絶対に銃口を人に向けないように!
こうして肩にしっかり固定して、このセーフティボタンを押さえながらトリガーを引く。
さー、撃ってみて。
ダダダダダダダダ・・・
松ちゃん:
わぁー(@_@)
肩にかなり衝撃がきますね!!なんか薬師丸ひろ子になった気分です。
岡本先生:
え~そっちの方なのー(ワッハハ)
松ちゃん:
本当に凄かったです。先生がはまるのも解かる気がします。
今回は商品のお話だけでなく、銃まで撃たせていただいて大変貴重な経験までさせていただき本当にありがとうございました。
次回も是非よろしくお願い致します。
岡本先生:
こちらこそ。今回も楽しかったね。今度サバゲーも一緒にやろう。
松ちゃん:
ありがとうございます。是非!
今回は岡本先生の若さの秘訣みたいなものに少し触れられた感じがしました。
次回も頑張りますのでお楽しみにして下さい。
今回ご紹介の商品はインターネット通販でもご購入頂けます。