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2019年9月6日更新

NEW ARRIVAL TCB jeans

 

大変お待たせいたしました。TCB jeans入荷です!

デニムパンツを始め、Gジャン、カバーオール、ベスト、シャツ、オーバーオール等々、入荷しております。

今回はその中から、TCBjeans定番モデルをご紹介致します。

TCB jeans 50’s

リーバイス501の50年代xxの紙パッチの再現を目指して作られたTCB定番モデル。

TCBが所有するビンテージからシルエットをトレースし、縫製糸も番手や色を一カ所づつ拾い上げて作成しています。

使用している生地は約13.5ozジンバブエコットン。

現在主流のコンピューターで強制的に作り出したムラでは無く、昔ながらの紡績機の調整によって作り出しています。

アタリ感は太く短い落ち方が特徴でそれが自然と線に繋がって行った時、最高のたて落ちを魅せてくれることが期待できます。

股上は深く裾に向かって若干テーパードが入ったゆったりしたシルエット。

隠しリベットを入れる際の切り込みは、当時数有る方法の中で一番強度の高い仕様を再現。

紙パッチは全てハンドメイド加工。ベースの色が落ちた頃に紙が破れてくれて中から濃いめの生地が覗いてくれるイメージです。

腰周りの帯下は地縫いせずに、帯先までチェーンステッチで縫っています。あえてカラ環を中に入れず出したままで始末しています。

ビンテージと呼ばれる時代のスレキ部分は、ラフに縫われている事が多いのでTCB jeans 50’sも強度に問題ない程度に再現。

縫製糸にはカラー4色、使用糸番手は5種類で縫製。

縫製箇所によって縫う巾を変えたり、ミシンの調整や改造など見所が沢山あるジーンズです。

TCB jeans 60’s

初期の66をイメージして作られたのがTCB jeans 60’s。

XXとは違う純粋なブルーの色目とムラ感、そして毛羽立ちが特徴です。

こちらで使った生地は約13ozサンフォーキンコットンと呼ばれる綿を使用。

サンフォーキンコットンは、カリフォルニアのど真ん中に広がる広大な農地、セントラルバレーの南のほうで作られています。

この農地は、周囲を囲む山脈の雪解け水を利用してできたもので、綿はこの雪解け水を源とした地下水を使って育てられています。

裾に向かってテーパードの入ったすっきりしたシルエットです。

縫製にはオール20番手のコアヤーン糸を使用。

紙パッチはTCB jeans 50’s同様ハンド加工。ベースの色が落ちた頃に紙が破れてくれて中から濃いめの生地が覗いてくれるイメージです。

TCB jeans 60’sは一筆では無く後付け仕様なので当時の雰囲気を出すためにTCB jeans 50’sよりも少し中を縫う事によりonewash後のパッチの周りが丸くなる感じが最高です。

TCB Pre-shrunk jeans (type 505)

このジーンズは、60年代後半、物流網が整備され始めたアメリカで 新たなターゲットとしてニューヨークを中心とした東海岸で爆発的に 広まったジーンズを参考にしています。

505ベースにしては珍しいセルビッジ仕様です。

シルエットはやや細めで、裾にかけてテーパードしていく テーパードストレート。

タテ糸ヨコ糸から別注したオリジナルの生地です。

Pre-shurunk jeansに使用している生地は、60~70年代の純粋なブルーの色目とムラ感、そして毛羽立ちが特徴です。50年代までのXX生地と違い、染めも浅くなり、ジーンズが作業着からファッションとして変化していく背景が生地をみるだけでも感じることができます。

生地屋さん曰く、生地の毛羽は織り方で調整できる訳でもなく、綿そのもののポテンシャルで決定付けされるようです。綿はサンフォーキンコットンと呼ばれる綿を使用しています。サンフォーキンコットンは、カリフォルニアのど真ん中に広がる広大な農地、セントラルバレーの南の方で作られています。この農地は、周囲を囲む山脈の雪解け水を利用してできたもので、綿はこの雪解け水を源とした地下水を使って育てられています。

このサンフォーキンコットンの特徴として、天然でふわっと膨らんでいるらしく、撚りを入れたときに良い毛羽がでるそうです。その毛羽が私のイメージする、60~70’sなジーンズにピッタリだったので、今回使用させていただきました。一応、たてよこ7×7の13ozクラスです。一応とかクラスという言い回しにするのは、ムラ糸なのだから糸の太さも生地の重さも一定でないだろうというのが持論なのです。

TCB 50’S JeanJaket / デニムJKT Type 2nd

TCBが所有するヴィンテージのリーバイス507XX(2nd Type)の紙パッチを元に制作。

現代でも通用するシルエットにモディファイし、縫製糸も番手や色を一ヵ所ずつ拾い上げています。

フロントポケットは2本針ミシンでステッチを入れているので、角にオニギリのようなステッチ。

そしてポケット縫いから糸を切らずにフラップ縫いに移っているのでステッチがフラップ下まで入っています。

フロントポケットのカン止めも、ヴィンテージを参考に太さ、幅を調整し同位置にしています。

製造工程の中でもかなり難しいアームホールの巻き縫いもヴィンテージミシンによるものです。

帯、カフスは帯先まで裏チェーンステッチ、ユニオンスペシャルによって地縫い無しの一度での縫製。

使用する生地はジンバブエコットン約13.5oz。

現在主流のコンピューターで機械的に作り出したムラでは無く、昔ながらの紡績機によって作り出されるアタリ感は、太く短い落ち方が特徴でそれが自然と線に繋がっていった時、最高のタテ落ちを魅せてくれます。


この件に関するお問い合わせはこちらまで

アメリカ屋 上野店

電話番号:03-3831-2531


 
 

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