Shopping
SNS

岡本博のEXCITED!NEWS

2020年3月18日更新

連載 第20回
TYPE L-2A “24TH DIV. ARTILLERY A.S.”

こんにちは、岡本です。

 

すっかりご無沙汰しちゃいました。皆さんお元気ですか?

ワシは年明けから色々と忙しくやってました。

2020年の秋冬コレクションの展示会に向けて急ピッチで作業が進んでいます。

展示会サンプル作成の最終チェックやワシしかできないバックペイントの調整など手が抜けない作業ばかりです。まだ皆さんにお伝えする事はできませんが、喜んで頂ける内容になっています。出来栄えに自信のあるフライトジャケットも用意しています。期待していて下さいね!

 

さてさてアメリカ屋さんの高橋店長から「最近EXCITED!NEWSのコーナーがご無沙汰だからL-2Aを取り上げてくれ」って電話をもらっちゃったんです。アメリカ屋さんでよく売れているそうで高橋店長も気分を良くしている様子でした。

 

今回ご紹介するのは生誕80周年を迎えたTOM&JERRYでカスタマイズしたL-2Aです。

 

1945年、陸軍航空隊は高価で大量生産に向かないA-2に代わってライトゾーン(気温域10~30℃)用でナイロン素材のL-2を開発しました。1947年、陸軍航空隊から米空軍(US AIR FORCE)として独立した後、L-2の改良モデルとして米空軍のシンボルカラーであるエアフォースブルーを採用したL-2Aが登場したのです。

今回はこのL-2Aを陸軍第24歩兵師団砲兵に属する航空小隊が使用していた当時のストーリーを再現しました。朝鮮戦争真っ只中の時代ですね。

 

右胸のパッチは、この航空小隊の任務を表しています。主に空からの観測や写真撮影、偵察や夜間の照明などが任務でした。どうです?うまく表現ができてるでしょ?

 

左肩にはA.F.デカールではなく第24砲兵師団のパッチです。陸軍航空隊が使用した証です。背中や両肩などのリフレクターは軍用のオリジナルです。とっても希少なもので手に入れるのが大変でした。どうです?カッコいいでしょ?

 

リブはグリーンにしました。オリジナルでグリーンリブが存在する事を皆さんは知ってました?これも希少なディテールです。

 

L-2Aどうです?やっぱり一番の魅力はこの落ち着いたネイビーカラーですね。ワシはこのカラーが大好きなんです。穿きこんだジーパンに合わせたり、ファッションにも取り入れやすいですよね。

この後1960年代初期からセージグリーンのL-2Bが採用されていきますが、フライトジャケットの中でもこのエアフォースブルーはワシのイチオシです。

 

あっ、そうそう、今発売しているMONOマガジンでウチの特集が掲載されています。このL-2Aも紹介さていますから是非チェックして下さい。

それでは。


コメントはお気軽にどうぞ

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
入力エリアすべてが必須項目です。

コメント


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

SHARE