こんにちは、岡本です。
今年は季節の移り変わりが早いですね。東京は一気に秋らしくなりました。朝晩と昼間の寒暖差があるのでバイクで出社する時は着るものを考えてしまいますね。
この季節になるとバイクや車仲間からツーリングやドライブのお誘いが一気に増えるんです。今度の土曜日も富士山までのドライブに誘われていて、ワシはコブラで参加しようと考えてます。もう紅葉も始まっているでしょうから楽しみです。
今回皆さんにご紹介したいのは、4年前のデビュー時から毎年人気の下がらないTAXI DRIVER仕様のタンカースJKTです。
皆さんタクシードライバーという映画はご存知ですか?1976年に公開されたロバートデニーロ主演の映画で、ベトナム戦争から帰還した元海兵隊員がタクシードライバーの仕事に就き当時のニューヨークの街を走りながら見えてくる世の中の混乱を描いた傑作映画です。
この映画の中でロバートデニーロが演じるタクシードライバー「トラヴィス」が着用していたタンカースJKTを完全復刻しています。
それまでもいくつものブランドがこのタンカースJKTを復刻していましたが、ワシは徹底的にやりたかったので映画で使用されたタンカースJKTの実物を保管しているアーカイヴと交渉して実際に実物を検証するところから始めました。このアーカイヴはアメリカの芸術に関連する歴史的資料を数多く所蔵している所です。
実物を検証してみると、それまでの復刻品の定説を覆す内容を見つける事に成功しました。ですから自信を持ってお勧めできます。
デビューして4年が経ちますが、トイズファンの皆さんから「ミリタリージャケットでありながら、着回しがとてもできるブルゾン」と評価を頂いています。
ワシがゼロから調べ上げたジャケットです。それでは見どころをご紹介しますね。
ウールブランケットから真紅のキルティングに張り替えられたライニング。この鮮やかなライニングカラーがカジュアルさを引き立たせています。映画のタイトルTAXI DRIVERのネームが付きます。
アクションプリーツはステッチで塞がれています。衣装として用意されたオリジナルのタンカースJKTがデニーロの身体に対して大きかったのでリサイズを施しています。恐らくどの角度から見てもボディーシルエットを綺麗に出す事が目的だとワシは考えています。
袖のサイズはデニーロのサイズに合わせてリサイズしています。その結果、袖と裾のリブの色が変わっています。
袖リブの装着仕様がオリジナルのタンカースとは違うのも映画の衣装ならではの面白いところですね。
背中には主人公「トラヴィス ビックル」の名前がステンシルされています。狙いがあっての事かは解りませんが中心より左にずれてステンシルされています。これも実物を徹底的に採寸しました。
左袖には衣装用にデザインされた手振り刺繍とプリントで仕上げているパッチが付きます。ハンドでまつり縫いです。
右胸には米海兵隊武装偵察部隊章。ハンドでまつり縫いです。
どうです? タンカースを映画の衣装として見事にモディファイされてミリタリージャケットの域を超えたブルゾンになっています。
ワシも大好きなのでよく着ますが、やっぱり裏地のキルティングが魅力ですね。
ワシの自信作です。皆さんチェックして下さいね。
ご報告があります。アメリカ屋さんと共同企画した、B-15B(MOD)の発売日が11月7日(土)に決定しました。
発売日当日はアメリカ屋さんに遊びに行きますから、皆さんも是非お越し下さい。
B(MOD)をお買い上げ頂いたお客様にはプレゼントも用意しています。詳しくはアメリカ屋さんのホームページをチェックして下さいね。
皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!
それでは。
2020年11月6日 5:35 PM
ユキボー様 よりコメント
軍もの、アメカジ好きのものです。
私は今年還暦を迎えましたが、寒くなった最近は毎日タンカースを着て毎日仕事に行ってます。
暖かくてスマートで気に入ってます。
今後とも楽しいご投稿を期待しています。