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岡本博のEXCITED!NEWS

2020年7月13日更新

連載 第23回
‘‘マスタング GTS‘‘

こんにちは、岡本です。

   

 

梅雨の時期皆さんお元気ですか?梅雨と言っても最近の雨の降り方は異常ですね。先日の九州や岐阜、長野での洪水も大変でしたね。被害に遭った方々へお見舞い申し上げます。

雨量もそうですが気温や風量などの気象現象がどんどん悪い方へ変化しています。温暖化の影響もあるようですね。経済を伸ばしながら環境を壊さないって本当に難しい事だと思いますが、ワシもできる事からやっていきますわ。

とは言うものの環境問題については頭では分かっていますが、できる事できない事があるのも事実。

例えば車。先日知り合いがレクサスのハイブリットカーを買ったのですが、ワシは全然興味が持てません。確かに環境に良い車だという事は理解できますが全然ワクワクしないんです。何だか家電商品の様で。ワシはエンジンの鼓動がブンブン伝わってこないと満足できないんですよ。今日乗ってきたマスタングもそうです。アクセルを踏み込むとズババババッーーって荒馬のように走ってくれます。ワシはこの荒々しさが車やバイクの魅力だと思っています。あとはやっぱり古いものがいいですね。車やバイクは「モノ」っていう感覚なんです。だから新しくて性能が良い車やバイクより、歴史を感じさせる古い物の方が好きです。皆さんはどうです?

 

 

前にトライアンフを見て頂きましたが、せっかくなので今日乗ってきたマスタングをご紹介しますね。

先日放送された「僕らが愛したマックイーン」っていう番組に出演させて頂いた時にも番組内でワシのマスタングを取り上げてもらったんです。マックイーン好きな出演者である著名な皆さんからもいっぱい褒めてもらいました。ちょっと気分を良くしてます。

ワシのマスタングは1968年に公開された映画「ブリット」で刑事役に扮するスティーブマックイーンが劇中で使用したマスタングと同じグレードです。1968年の390GTSです。GTというグレードは多く流通したのですが、このGTSは生産台数が少ないんです。GTとの大きな違いはオートマではなく4速マニュアル。エンジンもGTより大きいV8 6.4リッターのエンジンはやっぱり迫力があります。この映画ご覧になりました?カーチェイスがカッコいいですよね。ワシはカーチェイスを観てて欲しくなったんです。

ずっとディーラーに探してもらっていてやっとスイスで見つけてもらいました。

古いアメ車はボディーの曲線が魅力的です。

GTには無いシフトノブとトリップメーターが中央に付いています。

ここがワシの自慢なんですが、このマスタングはフルオリジナルなんです。その証のVINナンバーが刻まれているプレートがドアとフロントガラスの所に付いています。

マスタングは映画「ブリット」でマックイーンが乗った事でその後大ヒットしたんです。マックイーンファンが途切れる事が無いからだと思いますが、マスタングは2001、2008、2018年に「ブリット エディション」を発売しています。限定車の名前にもなるんですから映画「ブリット」の影響力は凄いですね。

 

フルオリジナルが欲しくてやっと手に入れたのでとても満足しています。

コブラやトライアンフとは違った力強さがあります。パワーがあり過ぎて慣れないと運転が難しいところがある位です。

たまに時間がある時はエンジンルームをいじったりするのも楽しいです。安心して任せられるメカニックもこの年式になるとなかなかいません。ワシは何かあると横浜まで行っているので、こうやりながら簡単な事は覚えるようにしています。

マックイーンに憧れて辿り着いた1台なので大事にしようと思います。

 

 

話が変わりますが、先日「なりゆき街道旅」という番組でアメリカ屋さんの店舗が紹介されたんです。

でウチの商品をたくさん番組内で紹介して頂きました。今日ワシが着ているマックイーンとこのフィリックスのTシャツも紹介して頂いて、その後アメリカ屋さんでとても売れているそうです。皆さんも是非ご検討下さい。

それでは。


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