こんにちは、岡本です。
しかし今年の夏は暑いですね。東京だと35~36℃が当たり前になってきました。ワシの幼少期は30℃を超えたらビックリしていましたからその頃と比べたら5℃近くは気温が上がっている感じがします。
前回も同じ話題になりましたが、温暖化について意識しないと気温の上昇は抑えられませんね。ワシもできるところから頑張ります。
そんな暑い毎日ですが、夕方になると多少涼しい風が吹くようになってきました。秋が近づいているように感じます。
ワシは秋が近づいて来るとワクワクしますね。やっぱり好きなフライトジャケットを着ていたいですから。
今年の秋冬も皆さんがワクワクするような色んな企画を用意しています。ここでも順を追ってご紹介していこうと考えています。
で今回は何をご紹介しようか迷ったのですが、ワシの中でどうしても一番に挙げたいと思うのが「TYPE A-2 V.HILTS」です。だいぶ以前にもご紹介しましたが、またお付き合い下さい。
このA-2は映画「大脱走」でマックイーンが着用したA-2をレプリカしている事は皆さんもご存知だと思います。この映画はナチスの捕虜収容所から脱走するっていうストーリーでマックイーンのアクションの一つ一つが本当にカッコいいんです。中でもワシが一番好きなシーンは、マックイーンがナチスのバイクを奪って走り回るシーンです。ほぼスタントを入れずにマックイーン自身がバイクアクションをしているんです。初めてこの映画を観たときに衝撃を受けたのを覚えています。
バイクシーンで少しだけスタントを入れているのですが、このスタントはマックイーンの親友でバド イーキンスという人物です。バドはバイクのトップレーサーでハリウッドでトライアンフのディーラーもやっていました。そこへお客としてマックイーンが通うようになり交流を深めたのです。本来ナチスの当時のバイクならBMWでないとおかしいですよね?でもBMWの車重ではフェンスを飛び越えたりするアクションが激しいのでバドがトライアンフのTR6トロフィーをドイツ車風にカスタムしたのです。
映画で使用されたバイクがバイクショップをやっている人がカスタムした事を知ったワシは、同じバイクが欲しくなりアメリカの友人を介してバドと知り合うことができました。ワシのマックイーンへの想いが伝わって映画の為にカスタムしたバイクと同じものを作ってくれたのです。
大脱走で使ったトライアンフと同じと言っていいのでワシも満足しています。
話がバイクに逸れてしまいましたね。A-2の話を戻すと現行品は2018年にリニューアルした仕様です。
では見どころをご説明しますね。
スティーブマックイーンが演じる バージル ヒルツ 大尉のネームプレート。
アメリカ陸軍航空隊のデカール。最初はARMY AIR FORCESを付けていたのですが、その後映画の資料を調べていると着用しているA-2の肩にはARMY AIR CORPSが付いている事が判明して肩のデカールのみCORPSを採用しています。
エポレットに階級章。ワシが一点一点スタンプしています。
ジッパーはタロン。皆さんご存知で無いと思いますが、正規のヴィンテージ復刻タロン社製を使用しているのはワシのところだけです。
裏地にはヒルツ大尉の名前と認識番号をプリントしています。
前立ての裏に ARMY AIR FORCE のデカール。
裏地の裾にハリウッドのウエスタンコスチューム社を模したコスチュームラベル。これは各キャストの衣装を管理するために付けられています。
大脱走と同じA-2を作りたい一心で頑張ってきた自信作です。
A-2の他にも皆さんもご存知かと思いますが、チノパン、スウェット、バッグなども映画の衣装をレプリカして商品化しました。
大脱走への想いが分かって頂けると思います。
ワシの中では マックイーン=A-2 になった印象深い映画です。
ワシの自信作です。皆さんにも着て頂きたいと思います。
今季の出荷も始まっているようなので、お早目にチェックして下さいね。
もちろんアメリカ屋さんでも扱って頂いています。
さて ウェイトトレーニングへ行ってきます。
それでは。